ばいどく・バルトレックスや軟膏で治療する

古くから性感染症として有名だったのが、ばいどくという病気です。ばいどくに感染すると、死に至ることがあり、とても恐ろしい感染症というイメージが強くありましたが、1940年代にペニシリンという有効な薬が開発されてからは、患者数が激減しており、日本国内では死に至るケースはほとんど見られません。
ばいどくに感染すると、身体全体に症状が出る可能性があります。感染した部分にしこりができますが、痛みはあまり感じられません。おおよそ3週間以内にこの初期症状があらわれます。
3週間を過ぎてくると、バラの花弁に似た発疹が見られるようになります。その形から、バラ疹とも呼ばれています。毛がぬける例も存在します。放置していれば、数週間から数カ月程度で症状が弱まってきます。
その後、3年を過ぎた頃に、突然ばいどくの症状が出てくるようになります。このまま放置すれば、大動脈炎や大動脈瘤などの病気を発症します。末期症状の状態です。
しかし、ばいどくにはペニシリンがよく効きますので、3年以上経過した以降の症状については、現在ではほぼ見られません。
ばいどくに感染しても症状に気づかない例も多いですが、ヘルペスに感染すると、約2週間以内に赤い発疹や水ぶくれの症状が見られるようになります。性感染症の中でも、ヘルペスは痛みが強いことで知られています。ヘルペスにはバルトレックスを用いれば、症状の緩和ができます。バルトレックスは内服薬タイプですが、軟膏タイプの治療薬もあり、医師の判断で処方される薬が変わってきます。
バルトレックスは再発予防にも効果を発揮してくれます。ヘルペスは完治できない感染症ですので、原因となるウイルスの活性化を抑える治療法が有効になります。